「今よりも豊かな生活をしたい。」
「生涯にわたってお金に困らないようにしたい。」
「老後も安心して過ごせるようになりたい。」
「苦しい家計をなんとかしたい。」
表現は違いますが、お金の悩みや不安を解消するために相談に来られます。
そういった想いを叶えるために、対策を立てて改善をするのですが、一番厄介なのは住まいにお金を掛け過ぎているご家庭です。
住まいに掛かるお金は、人生における三大支出の一つと云われていてます。その大きな支出である住まいに、適正予算以上のお金を掛けてしまうと、生涯の収支が悪くなるのは当然です。
一度借りたローンは、簡単に減らすことはできません。
購入した住まいを簡単に手放すこともできません。
しかしながら、「なんとなく、このくらいかなぁ。」「不動産会社の人が大丈夫というから。」と、多くのご家庭が住まいにお金を掛け過ぎているのが現状です。
・思っているほど住まいにお金はかけられない。
・薦められる物件が適正価格とは限らない。
・借りれるローンと借りても大丈夫なローンの額は違う。
といったことを心に留めておくと良いでしょう。
先日は、このような経験をお伝えするために彦根へ行ってきました。
講演のテーマは、『住宅購入前に知っておきたいこと』です。
講演では、資金計画の立て方や賢いローンの借り方返し方の他に、住まいの購入で失敗する方の考え方も紹介しました。
「毎月の負担が軽くなるように、できるだけ頭金を入れる。」
正しい知識がある方は、このような発想はしません。
「今は子供にお金が掛かるから、毎月の負担を少なくしたい。」
そのために返済期間を延ばす必要があるなら、そもそも物件価格が高額すぎるということです。
返済期間を長くすると利息の負担が増えて悪循環ですし、お子さんにお金が掛かる時期よりもリタイヤメントしてからローンの返済をする方がよほど大変です。
「家賃を払うのは勿体ないけど、持ち家は資産になる。」
新たなお金を生むものが資産です。
不動産が資産になったのは過去の話であり、持ち家が資産だと思って購入すると失敗のもとです。
「新築は手が出ないので、中古物件を購入したい。」
中古物件が悪いとは言いませんが、買ってはいけない中古物件があることは知っておくべきです。
「駅近で立地が良ければ値下がりしない。」
30年後、全国の空き家率は約40%と云われています。不動産の資産価値は下がることを前提に考えて下さい。
「立地、間取り、デザイン、内装、価格で物件を選ぶ。」
一番重要なのは長持ちすることです。生涯、大規模修繕や建て替えしないで良い住まいの選び方を知っておいて下さい。
住まいの購入は生涯の収支に大きく影響します。
失敗しないためには、住まいに使える予算の把握をすることが大切です。
後悔しないためには、長持ちすることを最優先で住まい探しをすることです。


