「保険でお金を貯める」のは止めた方がいい

「生命保険でお金を貯めてはいけない」
「生命保険で資産形成は不可能」

こうした記事を目にすることが増えました。

こちらは、『東洋経済』の記事です。
東洋経済ONLINE版(5月12日)

ドル建ての保険を例に挙げていますが、貯蓄や資産形成を謳って販売されている生命保険は、全て同じことが言えます。
生命保険を使うことによって顧客が負担するコストは、一般的な投資信託と比べても数倍から数十倍です。

投資信託では、販売手数料や信託報酬といった、顧客が負担するコストが開示されています。
「銀行などが、販売手数料が高いものばかり販売している。」として問題視されている投資信託でも、販売手数料が3.5%、信託報酬が1.5%程度です。

一方、生命保険のこうしたコストは開示されていませんが、「売り手に支払われる手数料」だけを見ても、契約後の数年間で契約者が支払った保険料の30%ないし40%程度も「売り手への報酬」として支払われる場合があります。投資信託でいえば信託報酬にあたる、その後のコストについても、驚くような額です。(開示はされていません。)

生命保険を使った資産形成を100m競争に例えれば、30m後ろからスタートし、錘(おもり)を背負って走るのと同じです。
わざわざ高いコストの「生命保険」を使わなくても、同じ運用が「自分自身で」「低コストで」できることに、何れ多くの方が気付くことでしょう。